インバスケット® 手法を用いた行動のスコアリング
-
本サービスはスコアリングサービスで研修ではありません。
- コースコード GKI-0302
- 価格 25,000円(税別)(Webインバスケット実施+スコアリング費用)
- 概要 ハイ・パフォーマーがその仕事の成果を認められてリーダーになると、「やってくる仕事にすべて同じ労力をかけて取り組もうとする」、「何でも自分でやってしまい、部下や他部門の人を有効に活用することができない」、「仕事の成果は判断・評価できるものの、他者の労をねぎらったり、他者に配慮したりすることを怠ってしまう」、といった「わな」に陥ります。
- インバスケット問題の特徴 1.通常とは異なる職種、職位を舞台とする
- インバスケット®手法とは インバスケットを直訳すると「未処理箱」です。インバスケット®とは、制限された時間内に、架空の立場となって、より精度高く案件処理を行う演習です。
その「わな」の存在を認知すると共に、優れたリーダーに求められる10の能力を理解しないと、組織全体としてのパフォーマンスは上がりません。インバスケット研究所が提供する「インバスケット手法」を用いると、これらの「わな」に陥っていないかどうか評価すると共に、10 のスキルがどの程度発揮できているかを客観的に可視化できます。
受験者が実際に従事している業界・背景・職種を舞台とし、別の主人公になりきって案件処理を行います。未知の状況の中でこそ、受験者が本来持っている能力やスキルを引き出すことができます。
2.無理のある時間設定
すべての案件を処理するには無理のある時間設定にすることで、受験者の案件に対してどのようにアプローチしたか、どのように処理したか、ということを測定・評価します。
3.案件を直接処理できない制約がある
インバスケット問題では、主人公が自分で案件を直接処理することができない、という制約があります。極限状態の中で、受験者がどのように周りを巻き込み、部下や組織を活用できるか、を評価します。
4.絶対的な正解はない
インバスケット問題には絶対的な正解はありません。受験者の数だけ解答があると考えます。インバスケット手法では、案件処理の結果ではなく、結果に行き着くまでのプロセスを評価します。
インバスケット®はもともと、1950 年代前半に米空軍の教育研究機関で将校候補生のためのトレーニング・ツールとして開発されました。その有効性が評価され、現在では大企業のみならず中小企業や官公庁などに幅広く導入されています。 インバスケット®では、すべての案件を処理するには無理のある時間設定(60 分で20 案件)を行い、限られた時間の中での仕事の優先順位づけ、案件間の関連性の読み解き、どの案件からどのように処理していくか、ということが問われます。また、主人公自身が直接問題の解決にあたることができず、適任者に指示や依頼を行うという形での案件処理が必須となります。 インバスケット®では、このような状況下であなたがどのように部下や組織を活用できるかを評価します。
※「インバスケット」は、株式会社インバスケット研究所の登録商標です。